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プレママ&プレパパにできること

お腹の赤ちゃんのお口豆知識
  赤ちゃんの歯はいつできるのかな?
  お腹の中で赤ちゃんがしていること

赤ちゃんのためにママやパパができること
  バランスの良い食生活をしましょう
  ママのお口を綺麗にしておこう
  フロスの達人になろう
  子どものお口のことを相談できる歯医者さんを見つけておこう

お腹の赤ちゃんのお口豆知識

赤ちゃんの歯はいつできるのかな?

すべての乳歯と、永久歯の前歯、6歳臼歯はお腹のなかにいる頃に作られ始めます。
1番早くでき始める乳歯の前歯は、ママがまだ妊娠に気付くかどうか・・の妊娠6週くらいからすでにでき始めています。

お腹の中で赤ちゃんがしていること

赤ちゃんはお腹の中でも指しゃぶりをしていることはよく知られています。
指だけでなく、手の甲や手首の近くをチュウチュウと吸っている赤ちゃんもいて、生まれたとき赤い吸い痕がついていたり、皮がむけて擦り傷のようになっていることもあります。
これは、お腹のなかにいる頃から、ママのおっぱいを飲む練習をしていると言われています。

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赤ちゃんのためにママやパパができること

バランスのよい食生活をしましょう

カルシウムを取ると歯や骨が強くなると聞いたことがある方は多いと思います。
お腹の中の赤ちゃんの歯が健やかに育つためには、カルシウムだけでなく、タンパク質やビタミンA、C、Dなどが重要です。
体調のよいときにはバランスのよい食生活をするように心がけましょう。

ママのお口をきれいにしておこう

妊娠期間中は60%以上の方に歯肉の出血や腫れが見られるという報告があります。
昔は「妊婦さんは赤ちゃんにカルシウムをとられてしまうから歯が弱くなる」と言われたりしましたが、そういう理由ではなく、唾液が酸性になりやすいことや、つわりなどの体調不良から歯みがきが難しくなってしまうこと、食べつわりの人は頻繁に食べ物を口にするようになったりすることから、お口のトラブルが起きやすいのです。
歯周病にかかってしまうと、早産や低体重児出産の可能性が高くなることがわかっていますので、体調の良い時を選んでできるだけ毎日歯磨きをしましょう。
ブラシの部分が小さいものを選ぶと、体調のよくないときでも磨きやすいです。
色々な形の歯ブラシが市販されていますので、いくつか準備しておいてランダムに使うことで、磨き残しを減らすことができます。
妊娠中も歯医者さんでクリーニングしてもらうことができますので、定期的に通われることをおすすめします。

フロスの達人になろう

妊娠中にフロスを習慣にすることをお勧めします。妊娠中は歯肉の状態が悪くなってしまう人がたくさんいます。
歯肉炎や歯周病の予防のために、フロスを上手に使えるようにしましょう。
フロスについての詳しいお話は「good bye perio project」のHPで読むことができます。
また、子どもに多い歯と歯の間の虫歯は、フロスで予防したり早期発見したりすることができます。
子どもの仕上げ磨きには歯ブラシだけでなくフロスを使うことがとても大切なのですが、ママやパパが上手に使えなければ、仕上げ磨きに使ったり子どもに教えたりするのは無理な話です。
生まれてくる子どもの健康な歯のためにも、妊娠中にぜひフロスの達人になっておきましょう。

子どものお口のことを相談できる歯医者さんを見つけておこう

妊娠中に小児科を探しておくママは多いですが、子どものお口のことを相談できる歯医者さんもぜひ見つけておいてください。小児歯科で妊婦健診を受け付けているところも多いので、一度覗いてみるのも雰囲気がわかってよいでしょう。
生まれてすぐに歯が生えていたり、生えてきた歯の色や形がちょっと心配だったり・・・気になることがあったらすぐに相談できる「かかりつけの歯医者さん」をもちましょう。
「日本小児歯科学会」「JSPP(日本小児歯科開業医会)」のHPから、小児歯科専門医や認定医、小児歯科を中心に開業している歯科医院を探すことができます。

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